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設置公開<2010年7月23日>

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どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)

2018/07/12 (Thu) 19:55:06

<題名=特集ワイド:どうする「人生100年時代」の後半戦 次の自分へ、50代から助走 「定年後」著者・楠木新さんに聞く(毎日新聞、7月12日)>

 こんばんは。


 男性の平均寿命(0歳時点の平均余命)は約81歳ですが、現在60歳や70歳の人の平均寿命はどのぐらいなのでしょうか。


> お金も、健康も、生きがいも、どうつかめばいいのか。考え始めると、途方に暮れそうになる「人生100年時代」。ベストセラー「定年後」に続き、「定年準備」で話題の著者、楠木新さんに聞いてみた。今の私たちは働くこととどう向き合い、人生の後半戦をいかに歩めばいいのでしょう?【宇田川恵】


> 「やかましい!」という怒鳴り声にビクッとした。昼過ぎの東京都心の地下鉄車内で、ぼんやり揺られていた時のこと。声の方角を見ると70歳前後の男性が目をむいている。怒りの矛先は30代ぐらいの真面目そうな会社員3人組。世間話に花を咲かせていただけで、騒音とは思えないただのおしゃべりだった。

> 「僕も最近、地元の大阪で本気で怒ってるおっちゃんを何人か見ましたよ。運賃の精算方法に納得せず、駅員に『約款を見せろ』と食ってかかる人。スポーツクラブでロッカーの忘れ物をチェックしてる職員に『バタン、バタンとうるさいなあ!』と声を荒らげる人。その横顔を見て、日常がおもろないことを人にぶつけてるんやなあって感じました」。楠木さんは顔をしかめる。

> 街中で怒る高齢男性が増えているとされる。楠木さんは退職した多くの人を取材してきた経験からこう言う。「怒っている人たちの個々の状況は分かりません。ただ実感するのは、定年後、立ち往生している人と、生き生き暮らしている人との差はあまりに大きいと」

> わずか70年ほど前、日本人の平均寿命は50代だった。だが2016年は男性80・98歳、女性87・14歳。「寿命の延びがあまりに急激すぎて、働き方や生き方の変化がついていけないんです」。会社を定年退職すれば、人生の役割をほぼ終える時代は去った。会社生活より、むしろ長い老後さえ待っている。そんな状況を受け止められずに混乱し、いら立つ人がいても無理もないのかもしれない。

> だが、楠木さんは強調する。「多くの人が定年を迎える60歳から、自立して生活できる70代半ばまでの約15年間は、歴史上、誰も経験できなかった自由な時間ですよ。この時間を有効に使わずして、どうするんや、と思いますね」

> 子供など家族を支える義務が軽くなるうえ、体はまだ元気で、仕事などのプレッシャーも現役時代ほど大きくない。そんな貴重な時期を楠木さんは「黄金の15年」と呼ぶ。そして、それをどう使うかが人生の後半戦を決める「勝負どころ」なのだという。そのためにこそ「会社にいる50代ぐらいから、自分のやりたいことを探し、『もう一人の自分』を見つけたほうがいい」。助走は50代から始めておくべし、というのだ。

> 働き方改革関連法が6月、高度プロフェッショナル制度の導入など、さまざまな課題をはらみながらも成立した。政府のかけ声に押され、長時間労働の是正や、介護・育児に対応した柔軟な働き方が企業の間にも少しずつ広がり始めている。真の改革が進めば、個々の助走の力が増し、多くの人が「黄金の15年」を有意義に使えるようになるかもしれない。

> ただ楠木さんは、こう指摘する。「働き方改革は、政府や企業が制度や仕組みで支えることはもちろん大事だ。だが、働いている個人が主体となり、どうすべきか考え、議論しないといけない。個人が自ら取り組もうという動きが欠けているのではないか」

> 例えば、働き方改革の一つである「副業禁止」の緩和。副業は憲法が定める「職業選択の自由」により、理由なしに禁じられないとされるが、多くの企業は社員との労働契約である「就業規則」で禁じてきた。現在、この就業規則についての議論が盛んに行われている。

> 楠木さん自身、50歳から定年退職するまでの10年間、会社勤めをしながら、執筆活動などに取り組んできた。ただ、それが可能だったのは、規則のおかげではなく、自身が二つのポイントを押さえて行動してきたからだ。それは(1)直属の上司や周囲とうまくやる(2)会社の仕事をないがしろにしない(ように見せる)--だった。

> 「カッコ付きの『ように見せる』の部分が重要なんですわ」と笑いながら、こう続ける。「どんな会社の社員も普通、就業規則を十分に読み込み、それに基づいて動いてるわけではない。実際には職場固有のルールのようなものに従ってるんです。本当に副業を広げる環境を作ろうとするなら、規則の改正だけでは不十分で、私がとった方法など現実的な手段を社員自身が議論し、行動して、道を開くことだ」。働き手が自立して動き出すことこそ未来につながるとの助言だ。


> 病気、休職…挫折もプラスに

> 年功序列や終身雇用など企業の既存システムは崩れ、働き方は多様化している。安定を求めて大企業を目指す若者は徐々に減り、組織の駒になりたくないと、あえてベンチャーや中小企業を目指す人も増えているという。複雑な環境の中、働く場の選択に悩む若者も多いだろう。

> 楠木さんはこうアドバイスする。「僕の印象で言えば、若い時に『会社人間』として精いっぱい働いた人ほど、定年後など次のステップで活躍しています。それは20~30代で会社の仕事を一生懸命やった結果、基礎力をつけたからだと思う。会社という仕組みは、個人が多くのことを学べる重要な場なんですよ」

> 会社で働く以上に鍛えてくれる所があればそこに行けばいいし、起業家向きの人はその道に進むべきだ、とも指摘し、楠木さんは続ける。「でも多くの人はそうではないですよね。ならば、20~30代は会社で必死に働き、上司やお客さんにもまれて、自分を作ることも貴重な選択肢です。このまま進むべきか悩むのは40代後半で十分だし、好きな道に走るのは50代からでいい。20代から慌てる必要なんか全くありません」。それが100年の寿命を与えられた現代の一つの生き方ということか。

> 楠木さんは長い人生の中では「挫折」もプラスになると強調する。自身も管理職だった47歳でうつ状態と診断され、約2カ月休職した。その後復帰し、長く平社員を経験した。今は、このことがきっかけで執筆業に取り組めたと満足している。

> 「定年後も生き生き働く人を取材していたら、病気をしたという人がすごく多くて、初めはびっくりしたんです。でも、だんだん分かってきました。病気になったからこそ、残りの人生の意味を考える。『なんで俺だけがこんな目に遭うんや』と何度も問い続ける。それが個性を磨くことや、生きる強さになるんだと」

> 人生100年という月日は病気さえ生きる武器に変えてくれる。すべきこともなく、ストレスを他人にぶつけて無為に過ごすだけだとしたら、あまりにもったいない。


> ■人物略歴

> くすのき・あらた

> 1954年神戸市生まれ。京都大卒業後、大手生命保険入社。勤務と並行して「働く意味」をテーマに執筆活動を展開。2015年定年退職し、現在、神戸松蔭女子学院大教授。著書に「人事部は見ている。」「左遷論」など。


https://mainichi.jp/articles/20180712/dde/012/040/013000c

Re: どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)

2018/07/12 (Thu) 21:00:49

<平成 28 年簡易生命表の概況(厚生労働省)>

 追伸です。


 60歳男性の平均余命は約24年、70歳男性のそれは約16年、だそうです。

<平成 28 年簡易生命表の概況(厚生労働省)>(PDF)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life16/dl/life16-15.pdf

Re: どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)

2018/07/15 (Sun) 21:34:09

<さあこれからだ:/154 人生の多様な終い方=鎌田實(毎日新聞、7月15日)>

 こんばんは。


 「終活」が日常的話題に上がる昨今です。

 終末期医療がメインテーマのため、何処にぶら下げるか迷いましたが、本スレッドにしました。


> 国内外を飛び回っていることが多いため、お葬式やお別れの会があっても礼を失してばかりいた。そんなぼくが、先月、お別れの会に出た。毎日新聞社特別編集委員で、ニュース番組のコメンテーターを務めた岸井成格さんのお別れの会である。


> 岸井さんとのであいは7年半前。「がんサポート」という雑誌で、S状結腸がんで手術を受けた経験を対談で話してほしいと頼むと、快く引き受けてくれた。

> 対談では「命の連鎖」というキーワードで話が進んだ。新聞記者として、水俣病や、サリドマイド児、ハンセン病の国立療養所菊池恵楓(けいふう)園などを取材してきた経験で、命をとりまく大きな循環というものに思いを馳(は)せるようになったのだろう。

> 岸井さんは「環境省」という名前を提案した一人だというが、そのセンスもやはり取材体験が元になっているように感じる。

> そして、自身ががんになったときも、再び「命の連鎖」を強く意識するようになった、と対談で語ってくれた。社会や自然の大きな循環と、先祖から受け継いだものを次世代へとつなげていく命のリレーを意識したのではないか。

> 「自分の最後をどうまっとうするか、とことんつきつめて考えたい」と岸井さんは語っていた。

> その後、大腸がんは克服したようだが、新たにかかった肺腺がんで残念ながら亡くなった。73歳だった。

> 岸井さんが、自宅で亡くなられたと聞いて、おそらく彼自身の強い希望だったのではないかと推測した。

> どこを死に場所にするか、これは重要な問題である。最後まで自分らしく生きたい、死に場所も自由に選択したいという人が増えている。

> 自宅での看取(みと)りが多い東京都では、往診専門のクリニックが増えている。24時間体制で医療や看護サービスを行い、最後までサポートしてくれるのだ。

> また、自宅でもない、施設でもない「ホームホスピス」という形も登場している。小平市にある「ホームホスピス楪(ゆずりは)」は、往診専門クリニック「ケアタウン小平クリニック」の24時間の医療・看護サービスを受けながら、最後まで安心して暮らせる場である。マンションの部屋を使った自宅に近い環境だけど、家族に負担をかけすぎないですむ。

> ぼくがここを訪ねたとき、ケアタウン小平クリニック院長で、著書「病院で死ぬということ」で有名な山崎章郎医師が往診に来ていた。

> ホームホスピスのいいところは、病院のホスピスのようにがんの末期やHIV患者という限定がなく、認知症でも、障害があっても、本人が望めば最後の看取りまで行ってくれるところだ。今後はこうした多様な場が増えていくにちがいない。

> そうはいっても、まだ医療機関で亡くなる人は多い。国内の死亡者の8割は、いまも医療機関といわれている。

> そのとき、重要になるのがリビングウイルだ。もしものときの医療の選択について意思を残しておくことだ。日本尊厳死協会のアンケート調査によると、リビングウイルを医師に提示した遺族の9割以上が、医師にリビングウイルを受け入れられたと答えている。「本人の意思を実現できた」「家族の迷いがなくなった」「医師とのコミュニケーションに役立った」なども、リビングウイル提示の効果として挙げている。

> 同協会は20年以上前から受容協力医師制度を作り、リビングウイルの普及に努めている。ぼくにも受容協力医の認定書が送られてきた。

> 今年4月の診療報酬と介護報酬の改定では、一人ひとりの希望に応じた看取りの推進を目的として、自宅など病院以外での看取りや、特別養護老人ホームなどの施設での看取りの加算点数が充実した。制度の上でも、最後の場の多様化はすすめられているのだ。

> 日本はもうすぐ多死時代を迎える。だれもが当たり前に自分の終末期医療を選択し、医療者もそれを尊重できるような社会になるといい。自分で自分の「生き方」を決め、「終(しま)い方」も決める。岸井さんは身をもって、その大切さを示してくれたように思った。(医師・作家、題字も)=次回は8月19日に掲載


https://mainichi.jp/articles/20180715/ddm/013/070/026000c

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「であい」は、原文では漢字

Re: どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - シバケン

2018/07/16 (Mon) 17:29:11

ハイ、
しかるべくの、修正致しましたです。

Re: どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)

2018/07/16 (Mon) 22:36:40

<年金質問箱:Q 繰り下げ受給、何歳まで生きれば得か=回答者・年金問題研究会代表 秋津和人(毎日新聞、7月16日)>

 こんばんは。


 年金の繰り上げ受給・繰り下げ受給には、悩みますね。


> 今月で65歳になりますが、先日、年金請求書というはがきが届きました。65歳から年金を受給するためのものだそうですが、会社は70歳になるまで雇用継続制度がありますので当面生活費の心配はありません。5歳年下の専業主婦の妻から「繰り下げ受給で年金額を増やしたら」と言われます。何歳まで生きれば得になるのか、目安のようなものはありますか。


> A 繰り下げ受給とは、本来の年金支給開始年齢の65歳より遅らせて年金をもらうことです。1カ月遅らせるごとに65歳からの本来の支給額が0・7%ずつ増えます。請求は66歳以降1カ月単位でいつでも申し出ることができます。最も増額が多いのは70歳で受給開始した場合で42%増額になります。

> ただし、増えた額で受給を開始しても本来の支給額と受給総額(累計受給額)が等しくなる前に死亡してしまうと損になります。どのくらいで増額された年金の合計が本来額を超えるのでしょうか。

> 例えば、本来の支給額が年額200万円の人が70歳で繰り下げ請求をすると年284万円の年金額になります。この時点で受給総額で、本来支給と比べ5年分(1000万円)の差がついています。これを年単位の差額84万円で埋めていきます。「1000万円÷84万円≒11・9」なので81歳11カ月の時点で1000万円を超えます。これ以上長生きすれば得で、長生きすればするほど差も広がります。

> 受給開始時期により、超える年齢は異なり、受給開始が早ければ超える時期も早くなります。なお、年金額は人によって違いますが、年金額がいくらであっても超える時期は同じです。平均寿命を気にする人が多いのですが、何も70歳まで5年待つことにこだわる必要はありません。1年だけ遅らせる66歳受給開始なら77歳で超えますし、年金額は8・4%増しにもなります。定期預金よりずっと得です。

> なお、質問者のように専業主婦や短時間パート勤務の配偶者がいて加給年金(家族手当のような加算で年額約40万円)がある場合は、繰り下げで年金を止めている期間分は加給年金を失ってしまいます。しかし、84歳より長生きすれば、それも回収できます。=次回は8月6日掲載


https://mainichi.jp/articles/20180716/ddm/013/040/057000c

Re: どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)

2018/07/21 (Sat) 01:44:25

<平均寿命:最高更新 女性87.26歳、男性81.09歳(毎日新聞、7月20日)>

 こんばんは。


 此の2年で、僅か0.1歳ほどですが、平均寿命が伸びました。
 しかし、健康寿命と平均寿命のギャップも広がっていると思われます。


> 2017年の日本人の平均寿命は女性が87.26歳、男性が81.09歳となり、ともに過去最高を更新したことが20日、厚生労働省が公表した簡易生命表で分かった。女性は昨年に引き続き世界2位だが、男性は順位を一つ落として3位になった。16年と比べると、女性は0.12歳、男性は0.11歳のプラス。男女とも6年連続の延びとなった。

≫ •<どうする「人生100年時代」次の自分へ、50代から助走>⇒
≫ • <「平均寿命100歳を超える社会」にどう備えるか>⇒
≫ • <人生100年「健康でいるための努力」が必要だ>⇒
≫ • <医療保険>90歳でも加入OK 高齢者向け増加⇒
≫ • <コトバ解説>「平均余命」と「平均寿命」の違い⇒

> 17年時点の死亡状況が今後変化しないと仮定して、この年に生まれた日本人が平均であと何年生きられるかを算出した。厚労省は「健康意識の高まりが成果として表れているのではないか。医療技術の進歩もあり、今後も延びることは十分考えられる」としている。

> 主な国・地域の平均寿命をみると、女性は1位が香港(87.66歳)、3位がスペイン(85.84歳)。男性も1位が香港(81.70歳)で、2位はスイス(81.5歳)。

> 厚労省によると、17年生まれの日本人が75歳まで生きる割合は女性が88.1%、男性が75.3%。90歳まで長生きする割合は女性が50.2%、男性が25.8%だった。

> 17年生まれの人が将来、がんや心疾患、脳血管疾患で死亡する確率は女性45.96%、男性50.71%。これらの病気による死亡がゼロになったと仮定すると、平均寿命は女性で5.61歳、男性で6.81歳延びるとした。

> 日本人の平均寿命は、女性が1984年に80歳を超えた。男性は71年に70歳を突破し、13年に初めて80歳を超えた。

> 厚労省は、介護を受けたり寝たきりになったりせずに日常生活を送れる期間を示す「健康寿命」も算出しており、16年は女性74.79歳、男性72.14歳。平均寿命との差をどれだけ詰められるかが課題となっている。(共同)


https://mainichi.jp/articles/20180721/k00/00m/040/059000c


 其れにしても、此処何十年かの平均余命の延びは凄いですね。(下表は2012年までですが)


<年齢別平均余命の推移(総務省統計局)>(エクセル97-2003)
http://www.stat.go.jp/data/nenkan/back64/zuhyou/y0227000.xls

Re: どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)

2018/07/21 (Sat) 02:53:14

ごきていせい:
 誤:此の2年で
 正:此の1年で

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<平成29年簡易生命表の概況(厚生労働省)>

 追伸です。


 7月20日発表の、2017年の平均余命などです。

<平成29年簡易生命表の概況(厚生労働省)>(PDF)
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/life/life17/dl/life17-15.pdf

Re: どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - シバケン

2018/07/21 (Sat) 08:10:01

ハイ、
しかるべくの、修正致しましたです。

Re: どうする「人生100年時代」の後半戦(毎日新聞、7月12日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)

2018/08/11 (Sat) 16:33:44

<年金質問箱:Q 受給開始を遅らせるか悩む=回答者・年金問題研究会代表 秋津和人(毎日新聞、8月6日)>

 こんにちは。


 再び、年金の繰り下げ受給の話です。


> 60歳から継続雇用で働いている男性会社員です。来月65歳になりますが、1年契約で最長70歳になるまで継続雇用を延長できます。現在、厚生年金を受給中ですが、65歳からの年金は別で、受給開始を遅らせれば増額になると説明を受けました。そこで65歳から年金をどうするか悩んでいます。遅らせるにしても選択肢がいろいろあるようです。2歳年下の妻は結婚以来専業主婦ですが、パートで月収8万円程度あります。


≫ •<年金 繰り下げ受給、何歳まで生きれば得か>⇒
≫ • <年金 最低加入期間でもらえる金額は?>⇒
≫ • <年金の減額、増額 仕組み>⇒
≫ • <60代夫婦が返金を求められた「加給年金」の仕組み>⇒
≫ • <転職で手続き忘れ「塩漬け」確定拠出年金2000億円>⇒

> A 65歳からの年金の受給開始を遅らせて増額で受け取ることを繰り下げ受給といいます。生年月日により65歳前に特別支給の老齢厚生年金が支給される人がいますが、65歳になるまでは経過措置なので増額はありません。経過措置の老齢厚生年金を受給していても65歳以降の本来の厚生年金を繰り下げることはできます。

> 実は、年金の繰り下げはさまざまなパターンが選択でき、自分の状況に合わせて活用できます。

> まず、請求時期は66歳以降1カ月単位で自由に選ぶことができます。厚生年金と老齢基礎年金(国民年金)は請求時期を別々にすることもできます。いちばんのポイントは生活費の確保ですが、例えば、68歳で退職するつもりなら、68歳で請求するのも一つの方法です。また、妻にパート収入があるのなら、厚生年金か老齢基礎年金のどちらか一つだけ繰り下げる選択もあります。なお、質問者のように短時間パート勤務の配偶者がいて加給年金(家族手当のような加算で年額約40万円)がある場合は、老齢基礎年金だけを繰り下げて、老齢厚生年金を受給するようにすれば加給年金を確保することができます。

> もう一つ重要なのは、請求時に繰り下げによる増額をやめれば65歳からの分をさかのぼって一時金で受給し、本来額で開始する選択肢もあることです。急な大病のときは一時金を入院費などにあてることができます。請求前に万一死亡した場合は遺族が死亡時までの本来額を一時金で受給できます。

> このように、請求するまではさまざまな選択肢がありますが、請求した時点で確定し変更はできません。70歳になるまではどの選択肢でも損はありませんので、迷っているなら65歳で請求する必要はありません。保留して検討すればよいのです。=次回は9月3日掲載


https://mainichi.jp/articles/20180806/ddm/013/040/033000c

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