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設置公開<2010年7月23日>

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ひまわりEYE:異常気象原因に「悪い偶然」も(毎日新聞、9月21日) - 磯津(寫眞機廢人)@ThinkPad R61一号機(Win 7)

2018/09/21 (Fri) 19:26:50

 こんばんは。


 本当に昨今の気象は「異常」です。


> 平成最悪の水害となった7月の西日本豪雨、災害級の酷暑、そして非常に強い状態で日本へ上陸した台風など、平成最後の夏は異常気象に見舞われた。日本の上空約3万6000キロから見守る気象衛星「ひまわり8号」の画像から、今年の夏を振り返る。

≫ <豪雨発生、今世紀末倍増か>⇒
≫ <首都直下、震度7 地下鉄「魔の水路」に>⇒
≫ <首都直下、南海トラフ…次に危ないのはどこだ>⇒
≫ <西日本豪雨 「見捨てたりしない」命救う無名のボート>⇒
≫ <西日本豪雨 伝わらぬ切迫感 誤解生んだ緊急メール>⇒


> ●寒冷渦に台風が

> 千葉大環境リモートセンシング研究センターがひまわり8号の画像をもとに作った動画を見ると、西日本豪雨では、7月6日未明から「線状降水帯(積乱雲が帯状に連なり大雨を降らす)」が断続的に西日本を覆う状態が1日以上続いた。

> 7月下旬、日本へ上陸し、一般的な台風と逆に東から西へ進んだ台風12号は、日本の北を流れる偏西風から分離した冷たい空気の渦「寒冷渦(切離低気圧ともいう)」が南下、ちょうど北上してきた台風12号が反時計回りの渦の縁に沿うように移動した。近畿地方を中心に強風や高潮の被害を出した台風21号は、上陸直前も非常に強い勢力を保つ様子がうかがえる。


> ●高気圧が前線挟む

> 今夏の異常気象は、なぜ起きたのだろう。衛星気象学が専門の増永浩彦・名古屋大准教授は「さまざまな事象で共通する要素もあるが、めったに起きないことが偶然連続して起きたと考えられる」と説明する。

> 共通している点は、日本周辺の高気圧が例年と異なる位置に居座ったことだ。

> 西日本豪雨では、南に太平洋高気圧、北にオホーツク海高気圧が陣取り、その間に梅雨前線が停滞。フィリピン付近で発生した積雲の活発な活動によって湿った空気が前線へ送り込まれた。前線が二つの高気圧にがっちりはさまれるという「悪い偶然」だった。

> 各地で40度超えの気温を記録した酷暑の「登場人物」は、西日本豪雨と似ている。豪雨後に太平洋高気圧が日本付近へ大きく張り出し、フィリピン付近の積雲活動によって、熱帯付近の暖かい空気が日本へ届けられた。そこへチベット高気圧も広がって日本上空で太平洋高気圧と重なり、日本全体に「ふた」をしてしまった。このような気圧配置は雨が降りにくく、気温が下がりにくくなった。

> 8月に発生した台風は9個と、1951年以降の平均(5・5個)を上回った。12~16日には同年以降の統計史上初めて5日連続で発生。日本には9個のうち3個が上陸、4個が接近した。台風は海面水温が26・5度以上になると発生しやすくなり、今年は台風が発生しやすい条件だった。日本へ近付く台風が多かったのは、台風を導く太平洋高気圧の縁が、たまたま日本へ向かわせる位置に居座ったためだ。さらに日本近海の海面水温が高く、勢力が弱まりにくかった。


> ●都市が暑いのは

> 異常気象を起こすいくつもの偶然が重なった理由は何か。そして、来年以降も異常気象は続くのか。

> 増永准教授は「偶然が重なった理由は難しい。地球温暖化が海面水温や水蒸気量の上昇につながっている可能性は十分あるが、年単位で見ると影響はわずか。今夏の異常気象は、例年と異なる気圧配置が直接的な原因であり、来年以降も同じようになるかといえば、毎年起きる可能性は高くはないだろう」と説明する。

> 最近、夏の暑さが厳しくなっていると感じることについては「都市部はヒートアイランド現象(エアコンの排熱、舗装やビルの高層化で熱がたまりやすくなり、高温になる状態)の寄与が大きいだろう」(増永准教授)と指摘する。

> 一方、極端な気象現象が頻繁に起き、気象の振れ幅が大きくなっているのは確かだ。増永准教授は「今夏のような災害につながる気圧配置が、温暖化によって起きやすくなるのかどうかは、今も解明されていない。地球温暖化と自然がもたらす偶然の関連性について研究を進める必要がある」と話す。【永山悦子】

>      ◇

> 「ひまわりEYE」は2015年10月から1年間、情報通信研究機構の「ひまわり8号リアルタイムWeb」などの人工衛星画像を使い、気象現象を解説した企画。また、同Webをスマートフォンで見られる無償アプリ「ひまわりリアルタイム」の公開が始まった。


https://mainichi.jp/articles/20180921/ddm/013/040/011000c

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