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設置公開<2010年7月23日>

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<コロナ対策>日本人研究者の治療薬に期待<!> - シバケン

2020/05/24 (Sun) 23:49:45

日本人研究者が開発の治療薬について。


>新型コロナウイルスの治療薬として、ノーベル賞などを受賞した日本人研究者の成果に期待が集まっている。北里大学の大村智博士が発見した感染症薬の治験(臨床試験)が国内で始まるほか、大阪大学などが開発したリウマチ薬も効果が報告された。同賞を受賞した京都大学の本庶佑博士らが開発した抗がん剤の臨床研究計画もある。治療薬開発の突破口になるか注目を集める。

>北里大は、2015年にノーベル生理学・医学賞を受賞した大村特別栄誉教授らが開発した抗寄生虫薬イベルメクチンの治験を近く始める。参加患者数は100人規模の見込みだ。同大・大村智記念研究所の花木秀明センター長は「治験開始から1年間ほどで結果を報告したい」と話す。

>イベルメクチンはアフリカなどで寄生虫による感染症の撲滅に効果を上げる。これまで数十億人規模で投与され、深刻な副作用の報告はない。

>米ユタ大学などの研究チームは4月、患者へ投与したところ死亡率が約6分の1に低下したと報告した。大村特別栄誉教授は「従来のイベルメクチンの使い方と同じくらい低用量で効果が出ており、死亡率にはっきりと差が出ている点が重要だ」と話す。

>北里大はより信頼性の高い結果が得られる二重盲検と呼ばれる仕組みの治験を計画する。有効性が確かめられれば薬事承認へ前進する。ただ「効果の仕組みはよく分からない」(花木センター長)ためメカニズムの解明も進める。

>リウマチ治療薬の「アクテムラ」も治療薬の候補だ。販売元の中外製薬は国内で治験を実施する。スイス・ロシュが約300人の患者を対象に米国などで治験を始めた。

>アクテムラは炎症に関わる「インターロイキン(IL)6」という物質が受容体に結合するのを妨げる。IL6の発見者は元阪大学長の岸本忠三氏と前同大学長で量子科学技術研究開発機構理事長の平野俊夫氏だ。両氏はノーベル賞候補者との評もある。

>平野氏は4月、北海道大学の村上正晃教授と共同で、新型コロナによる重症化を防ぐ効果が期待されるとの論文を発表した。新型コロナでは免疫機能が暴走する「サイトカインストーム」が重症化の引き金だとの指摘がある。IL6が過剰にできることなどで免疫が暴走し、急性呼吸器不全などを起こす恐れがある。

>治験による検証結果が判明するのはこれからだが、国内外で投与後に症状が改善したという報告がある。村上教授は「重症患者の治療法の大きな選択肢だ。感染後期に投与すれば免疫の暴走をとめる効果が期待できる」と話す。

>京大の本庶特別教授らが開発した、がん免疫薬オプジーボも治療の検討が始まった。米国立衛生研究所(NIH)の情報サイトには中国やフランスでの臨床研究計画の登録がある。

>オプジーボは免疫細胞の表面にある分子「PD-1」に結合する抗体だ。PD-1は免疫の働きの調節に関わる分子で、がん細胞はこの分子を利用して免疫細胞からの攻撃をかわす。新型コロナの患者でみられる免疫細胞の減少などを抑えるのに有効との期待はある。ただ国内で患者に投与された報告はなく安全性についても検証が必要だ。

>新型コロナではエボラ出血熱やインフルエンザの治療薬で効果の報告がある。ノーベル賞級の成果で生まれた薬はいずれも患者投与の実績がある。効果が確認できれば治療薬の選択肢が広がるだけでなく、新型コロナの病原性解明にもつながると期待される。

<参考=「ノーベル賞成果、新型コロナに挑む 相次ぐ治験計画」(日本経済新聞)>
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO59456560S0A520C2TJM000/

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