
設置公開<2010年7月23日>
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<変わる日本人の病気>激減した脳出血による死亡率。減塩効果は下げ止まり<?> - シバケン
2026/04/27 (Mon) 18:44:57
>「太り気味だから、ごはんをお茶碗半分にしているのに痩せない」「血圧が高いから塩分を控えるように家族に言われた」……こんな経験がある方、少なくないのではないでしょうか。実はそれ、日本人に合っていない健康法かもしれません。
>同じ人間であっても、外見や言語が違うように、人種によって「体質」も異なります。そして、体質が違えば、病気のなりやすさや発症のしかたも変わることがわかってきています。欧米人と同じ健康法を取り入れても意味がないどころか、逆効果ということさえあるのです。
>見落とされがちだった「体の人種差」の視点から、日本人が病気にならないための健康法を、徹底解説してロングセラーとなった『欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」』が全面改訂されて『最新 欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」』として新たに刊行されます。
>新型コロナの流行をはじめ、旧版刊行からのおよそ10年のあいだの医学・健康をめぐる新知見をも取り込んだ本書。今記事シリーズでは、この『最新 欧米人とはこんなに違った日本人の「体質」』から、とくに注目の話題をご紹介していきましょう。
>今回は、変わる日本人の病気を、体質を作る要因「環境」との関係から見ていきます。
<本1>前回と一緒の本<転用>
日本人の「体質」
>*本記事は、『最新 欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』(ブルーバックス)を再構成・再編集したものです。
体質が変わると病気が変わる…激減した「脳出血」
日本人は歴史的に、どんな原因で亡くなってきたのでしょうか。これは公的な文書で1899(明治32)年までさかのぼって調べることができます。図「死因の変化は病気克服の歴史」からわかるように、かつて猛威をふるったのは、胃腸炎、結核、肺炎などの感染症でした。その後、衛生状態の改善と治療薬の開発を通じて、感染症による死亡率は1940年代後半にかけて低下していきました。
<図2>
死因別死亡率
>続いて脳血管疾患や心疾患がおもな死因になりますが、ここで日本の特性があらわれます。
>脳血管疾患が世界的に見ても多かったのと対照的に、心疾患は明らかに少なかったのです。その理由は改めて考えるとして、脳血管疾患のなかで大半を占めていた脳出血をなんとか制圧したのもつかのま、今度は悪性新生物(がん)による死亡が大きく増えました。がんは1981年以降、日本人の死因第1位を占めています。
>そして、そのなかでも発症率の高いがんの種類は時代によって移り変わってきました。
>日本人の健康と病気に関する、2つの大きなできごと
>さて、1980年前後に、日本人の健康と病気に関する大きなできごとが2つありました。
>1つは日本人が平均寿命世界一になったことです。そのおもな原因として、感染症による死亡と、幼い子どもの死亡が急速に減少したことがあげられます。
>もう1つが、日本人がなりやすい病気が劇的に変わったことです。
>減った病気がある一方で、この時代を境に多くの病気が増えました。言い換えると日本人が、それまで少なかった病気を発症するようになったということです。そこに体質の変化があります。
>体質は遺伝的素因と環境要因が相互作用して作られますが、日本人全体の遺伝的素因が100年程度で変わるようなことはないため、食生活を含む生活習慣の変化が大きいと考えられます。
>脳出血を減少させた「食生活の改善」
>1960~1980年代に減少した病気の代表が脳出血です。
>脳出血は脳の血管が破れる病気で、1981年に悪性新生物に取って代わられるまで日本人の死因第1位でした。1965年には、脳血管疾患による死亡率が日本は世界で最も高かったという記録があり、その大半を脳出血が占めていました。
>無数の人を苦しめた脳出血を減少させたのは、食生活の「改善」でした。とくに東北地方は塩分を多くとりがちで、動物性蛋白質の摂取が少なかったのですが、現地で食事指導をおこなうとともに、その後に広がった食の欧米化の影響もあり、脳出血は順調に減少しました。厚生労働省の2023年の統計によれば、とくに男性の脳出血による死亡率は1960年の9分の1程度になっています。
>「減塩による降圧効果」は、下げ止まり…!?
>健康志向の高まり、調味料の多様化、冷蔵庫の普及も追い風になって日本人の塩分摂取量は減少し、2023年には成人の平均が1日あたり9.8gと、戦後で最も多かった1956年のほぼ半分になりました。さて、その効果はどうだったでしょうか? 減塩にそこまでの効果はあるのでしょうか。
>図「塩分摂取が減り、収縮期血圧が下がった」の上のグラフは、日本人の1人1日あたりの塩分摂取量、そして下のグラフは収縮期血圧、いわゆる上の血圧の変化を示したもので、高齢化の影響を受けないように年齢で調整してあります。論より証拠、男性も女性も血圧が順調に下がりました。減塩の効果がしっかり出ていると言えそうです。
<図3>
塩分摂取量
>ところがWHOは世界の人の減塩目標を1日5g未満とし、日本高血圧学会も『高血圧管理・治療ガイドライン2025』のなかで、1日6g未満とするようすすめています。現在の日本人の摂取量をさらに6割まで減らせというのですが、その一方で、減塩による降圧効果は下げ止まりが近づいているとの指摘もあります。
>そもそも食塩で血圧が上がることは間違いないのでしょうか。日本人の体質と高血圧の関係を、さらに詳しく見ていきましょう。
>様変わりした日本人の病気。脳出血は減少したものの、現在でも高血圧に起因する病気で死亡する人や、重い後遺症に苦しむ人は、少なくありません。
>次回は、日本人の体質と高血症の関係を、食生活の変化を踏まえてもなお残る疑問や問題について、解説します。
>医学博士 奥田 昌子
京都大学大学院医学研究科修了。内科医。京都大学博士(医学)。医学部卒業後、博士課程に進み基礎研究に従事。生命とは何か、健康とは何かを考えるなかで予防医学の理念にひかれ、健診ならびに人間ドック実施機関で30万人近くの診察/診療にあたる。海外医学文献と医学書の翻訳もおこなってきた。現在は産業医を兼務し、ストレス対応を含む総合診療を続けている。愛知県出身。著書に『最新 欧米人とはこんなに違った 日本人の「体質」』(講談社ブルーバックス)、『内臓脂肪を最速で落とす』(幻冬舎新書)など多数。
<参考=「変わる日本人の病気…激減した脳出血による死亡率。その陰でささやかれる、「減塩による降圧効果は下げ止まりが近づいている」という、衝撃の指摘」(現代ビジネス)>
(26/04/12)
https://gendai.media/articles/-/164923