
設置公開<2010年7月23日>
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「お腹まわり」と認知症の意外な関係 - シバケン
2026/08/08 (Sat) 23:52:31
この件、
わからん事、ないです。
言葉、平易には、当方的、承知の範囲では、まずは、太った方の長寿を知らんです。
対して、当方的、やや、太り気味になってるなあと<汗>。
当方的、長寿を望んではないけれどの、健康的なる生活は望んでまして。意味、長生きでも、不自由なるで、生きててもと。
>「最近、お腹まわりが気になる」「若い頃より体重が落ちにくくなった」――中年期になると、こうした変化を実感する人も少なくないだろう。内臓脂肪が増えやすい時期だが、近年の研究では、その蓄積が脳の慢性神経炎症と関係し、認知機能の低下や将来の認知症リスクにつながる可能性が示されている。糖尿病やストレスなど、脳の炎症を引き起こす要因は身近な生活習慣にも潜んでいる。脳を健やかに保つために、日々の暮らしで意識したいこととは何か。脳機能研究者の川島隆太氏が解説する。※本稿は、脳機能研究者の川島隆太『脳を休める!』(扶桑社)の一部を抜粋・編集したものです。
>糖尿病が脳に慢性炎症を起こす仕組み
>理化学研究所の研究チームは、恐れや怒りなどの負の感情に関わる扁桃体が炎症を起こすと「認知機能障害」、記憶に関係する海馬が炎症を起こすと「抑うつ症状」、感覚情報に関わる視床の炎症で「頭痛や筋肉痛」になるなど、炎症の場所と症状に相関があると指摘しています。
>では、なぜ脳の神経に炎症が起きるのか。慢性神経炎症を引き起こす疾患として、糖尿病が注目されています。
>私たち日本人には、「2型糖尿病」と呼ばれるタイプが多いことが知られています。2型糖尿病は運動不足、飲酒・過食といった生活習慣などが原因で発症することが多く、臨床の現場では、糖尿病の患者の中でも、特に血糖のコントロールが不良な人ほど認知機能が低下しやすいことが、広く知られています。
>認知機能の低下は薬の飲み忘れを起こしやすくし、それでさらに糖尿病のコントロールが難しくなるという、負のスパイラルが生じることも問題になっています。
>糖尿病に伴う高血糖が、脳の慢性神経炎症を起こすという関係性が見えてきたわけですが、そのメカニズムは単純ではありません。
>高血糖状態が、脳内の毛細血管に直接ダメージを与え、それがもとで局所に炎症が生じるとされます。脳の中で炎症が起きると、炎症性物質を処理しようとして「ミクログリア」という細胞が活動します。
>脳の掃除屋ともいわれるミクログリアですが、高血糖状態では過活動してしまい、まるでアレルギー反応のように自分の脳細胞を攻撃し、それによって脳細胞レベルでの慢性炎症が生じるとされます。
>普通に生活するだけでも脳は軽い炎症状態になる
>また、高血糖状態は、脳細胞を含むすべての細胞を傷付ける活性酸素を大量に発生させます。その結果、脳細胞に酸化ストレスが生じ、それも炎症の原因となります。
>2型糖尿病では、インスリンが十分に分泌されていても、その働きが弱くなってしまう(正常に機能しなくなる)「インスリン抵抗性」が生じ、それが脳の細胞に炎症を生じさせることも知られています。
>こうしたことからも、生活習慣を見直し、脳の慢性神経炎症を起こしにくくすることは、脳の疲労耐性を高め、疲れにくい脳をつくるために大切であると考えられます。
>脳の慢性神経炎症は病的に発生するだけでなく、普通に生活し、脳を使っているだけでもごく軽い炎症状態になります。
>もちろん、脳を使わずに生活することはできません。大切なのは、炎症をゼロにすることではなく、必要以上に増やさないことです。
>「脳は使うだけでも少し炎症を起こす」ということを知っているだけでも、睡眠や運動、食事、デジタル機器との付き合い方など、日々の行動を見直すきっかけになるでしょう。そうした小さな積み重ねが、脳の疲労を防ぎ、疲労耐性を高めることにつながるのです。
>身体の炎症反応が脳を疲れさせる原因であり、脳の慢性神経炎症には精神的なストレスが関係します。
>ほどよいストレスは勉強や仕事をやり抜くうえでの良いモチベーションになりますが、それが長期間続くとなると話は別です。
>日々の運動習慣で脳の慢性神経炎症を防ぐ
>慢性的な状態になると、うつ病や不安障害といった精神疾患のリスクを高めるだけでなく、免疫機能を低下させて感染症にかかりやすくなったり、血圧を上昇させるなど、全身にネガティブな影響を及ぼすことがあるのです。
>脳も例外ではありません。ストレスが続くことで、視床下部領域の炎症を引き起こすことがわかってきています。脳神経に炎症が生じると疲労耐性が低下し、疲れやすい状態に陥ってしまいます。
>こうしたストレスによる脳への悪影響を予防する方法として、運動が効果的だということを順天堂大学の研究チームが明らかにしました。
>高血圧の状態にしたラットに運動できる環境を与えると、血圧を調整する脳領域への炎症細胞の広がりが抑制されることがわかったのです。
>つまり、日常的に運動を行うことで、ストレスによる脳の慢性神経炎症が抑制できる可能性があることが示唆されました。
>パーキンソン病やアルツハイマー病、うつ病なども脳神経の炎症によって発症する神経炎症性疾患に分類されていますが、運動はそれらを予防する効果があることも、これまでの研究ですでに明らかになっています。
>日常的に運動を行うことは、多種多様なネガティブ要因から脳を守ることにつながるのは間違いありません。脳の健康維持のためにも、1日1運動を心がけていきましょう。
>内臓脂肪量を減らすことで認知症の発症を予防できる
>「最近、お腹まわりが気になってきた」「若い頃より体重が落ちにくくなった」と感じている人は多いのではないでしょうか。中年期に差し掛かると、内臓脂肪が増えるのもやむを得ない、自然なことだと軽視していると、体形の問題だけではなく、脳にも負担をかけてしまいます。
>近年の研究では、内臓脂肪の量が多い人ほど、脳の慢性神経炎症が起きやすい傾向にあることがわかってきました。
>アメリカのワシントン大学の研究グループは、2023年に、内臓脂肪と脳の変化に関する研究結果を発表しています。
>対象となったのは、40~60歳でBMI指数(編集部注/体重÷身長÷身長で算出される肥満度を表す国際的な体格指数。標準値は22とされている)が平均32の肥満傾向にある54名でした。
>研究では、参加者の血糖値やインスリン値などを検査し、腹部の内臓脂肪と皮下脂肪の体積をMRIで測定。さらに、脳を検査するMRI(PET)でアルツハイマー型認知症の影響が現れやすい脳領域の皮質の厚さを調べました。
>その結果、内臓脂肪が多い人ほど、楔前部と呼ばれる脳の領域の皮質に、アルツハイマー型認知症の初期段階に似た変化が現れることがわかりました。
>楔前部とは、アルツハイマー型認知症の原因物質の1つとされるアミロイドβが蓄積しやすい領域として知られています。
>内臓脂肪が多い人の脳の異常な変化は、平均50歳からすでに始まっていて、早期から認知機能が低下しやすい可能性があるそうです。
>ただし逆にいえば、中年期のうちに内臓脂肪量を減らすことができれば、脳の疲労耐性を保ち、将来のアルツハイマー型認知症の発症を予防できる可能性があります。
>中年期は基礎代謝の低下に加えて、不規則な食生活や運動不足などによって内臓脂肪が増えやすい時期でもあります。「年だし少しくらいなら仕方ない」と放置せず、内臓脂肪を溜め込みすぎない生活習慣を心がけましょう。
<本>
『脳を休める!』(川島隆太、扶桑社)
<参考=「50歳で脳に異変が始まる…最新研究が示した「お腹まわり」と認知症の意外な関係」(DIAMOND)>
(26/08/06)
https://diamond.jp/articles/-/395893